お知らせ

献膳料理の内容が春らしくなりました

東京では桜が開花し、米沢での桜の開花も待ち遠しいころとなりました。

 

当館では2月3日から展示していた「現代の匠のひな人形展」が終了しました。

これからは観光のお客様のために米沢らしいお食事を提供してまいります。

 

まず、米沢の伝統料理を集めました、「献膳料理」の内容が変更となります。

お殿様にお出しするにふさわしい料理という意味を込めて命名したこの「献膳料理」。昔から受け継がれている米沢の伝統料理が並びます。

雪の膳

【季節の冷汁】

帆立の貝柱と干し椎茸でとっただし汁に季節の野菜が合わさっています。中には現在では貴重になりつつある凍みコンニャクが入っています。

【塩引寿司】

鮭の塩引きを使ったお寿司です。紅白であることから、晴れの日に必ず出される、米沢郷土の祝い寿司です。

【丘ひじきの辛子和え】

置賜地方では、初夏に食べる食物として知られています。栄養価が高く、現在では山形県置賜地域の伝統野菜に指定されています。

【鯉のことこと煮】

上杉鷹山公が養殖を推奨したことから始まった鯉料理。現在でも米沢の正月やお祝いの席には鯉料理が並びます。

【米沢牛の芋煮】

県内でもさまざまな味付けと、入れる食材が変わる、山形県の代表郷土料理。米沢牛を使い、里芋、豆腐、コンニャクが入っています。

【うこぎ御飯】

5月から6月に出る新芽を食します。米沢では昔から家の垣根として使われていました。こちらも置賜地域の伝統野菜に指定されています。

【御味噌汁】

県外の人は馴染みのない、食用の菊が入っています。

【おみ漬け】

近江商人から伝わったとされる「おみ漬け」。「近江漬け→おうみ漬け→おみ漬け」と呼べれるようになったそうです。

【舘山りんごの寒天】

米沢名産の舘山りんご。そのりんごから無添加保存料不使用のジュースを作り、さらに寒天にいたしました。

 

と、献膳料理は全部で御飯と御味噌汁を含めて全部で9品が並ぶ御膳でご提供いたします。

季節により内容がへんこうとなりますので、あらかじめご了承くださいませ。

 

献膳料理・雪の膳 は上記の内容となります。

献膳料理・月の膳は上記9品の内容に米沢牛のローストビーフサラダがついてきます。

献膳料理・花の膳は上記9品の内容に米沢牛ステーキ(50g)がついてきます。

 

ぜひ米沢観光のランチの思い出にお召し上がりくださいませ。

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