お知らせ

庭園の雪囲いが完成しました

上杉伯爵邸のある米沢市では、まだ紅葉のピークを迎えていない時期ではありますが、当館の庭園はすでに冬の準備に取り掛かっております。

 

冬には1m以上も積雪のある米沢では、雪対策をしっかりしなければ無事に春を迎えることはできません。特に建物の外と接する外壁、窓はきちんと対策しなければ、屋根からも落雪で傷ついたり、破損したりする場合があります。

これは現代の家庭でも同じことで、冬になると一般家庭でも雪囲いを行います。

 

上杉伯爵邸は建物だけでなく、広大な日本庭園に樹木がたくさん植えられていますので、そちらも守らなければなりません。

10m以上の木々は例外として、低木のものは雪の中に埋もれてしまいます。

そんな中、雪の重みに負けて折れてしまわないよう、雪囲いをするわけです。

 

金沢のような雪吊りは見事ですが、米沢ではあのような雪対策は行いません。

雪吊りではなく、雪囲いを行います。

金沢よりもずっと多くの積雪量になりますので、雪吊りでは雪に負けてしまいます。

吊るのではなく、囲ってしまいます。

見ての通り、樹木を中心に支柱を立て、それを材木で囲います。

囲ってしまうことで、雪の重みにも負けないようにするんですね。

 

金沢とは違いますが、この雪囲いの風景も見事です。

雪が降る前に、ぜひご覧なっていただければと思います。

みなさまのお越しお待ちしております。

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