上杉の城下町、山形県米沢市にある上杉伯爵邸からのお知らせやイベント情報。
献膳料理の内容が冬版になります
大変多くの方々にお召し上がりいただいている、献膳料理(雪の膳・月の膳・花の膳)の献立内容が12月5日より変更となりました。
うこぎ御飯が「青菜御飯」となります。
原木なめこのおろし和えが「ひょう干し煮」となります。
「青菜御飯」
昔の米沢の冬は厳しく、食料に困る生活でした。そんな冬に重宝されていただのが、塩漬けで保存がきく漬け物。
青菜御飯は青菜の漬け物を細かく刻み御飯に混ぜたもの。
つや姫を使った「かて飯」です。
「ひょう干し煮」
ひょう(スベリヒユ)は春から夏にかけて生育する野草(雑草)です。夏はお浸しで辛子醤油で食べますが、干すと保存食ともなります。
また、その名称から、ひょっとして良いことがあるかもしれない、と願いを込め、お正月には欠かせない料理となっています。
どちらも先人の知恵で保存食として重宝されてきたものであり、米沢の地では郷土料理として受け継がれています。
米沢の食文化を語る上で欠かせない料理ですので、米沢にご旅行の際はぜひ一度ご賞味くださいませ。
名物の米沢牛を使った芋煮は年末までご提供を継続しております。